自転車をテーマにした楽曲を取り上げるシリーズ二回目は、もはやロードバイクが好きなら聞いたことが無い人がいないくらい、昨今のブームにより有名になったこれ。
KRAFT WERK TOUR DE FRANCE (1983)
そう、J SPORTS の中継でいつも流れているあの曲です。
サッシャさんの解説が聞こえてきそうですね。
この曲をつくったのは
KRAFT WERK というドイツのグループ。
1970年代から活躍しており、いわゆる「テクノ」の先駆けです。
我が国のYMO他、その後のテクノやヒップホップに大きな影響を与えました。
リーダーのラルフ・ヒュッター氏はロードバイクマニアで有名で、そんなこともあってこのテーマ曲を手がけるに至ったらしい。
紹介したPVは83年時に作られたものですが、先頭を走るラルフ氏だけでなく他のメンバーのロード姿も結構様になっていて、ほほえましいですね。
その後この楽曲は高く評価されるようになり、ツール・ド・フランスの100周年を記念して、2003年には新たな楽曲が加わってアルバムがでました。
ツール・ド・フランス アルバム
1983年当時にシングルに使われたジャケットと同じデザイン。
かっこいいです。
古くからの自転車ファンには、F1でもよく知られるスクエアの
アレの方がツール・ド・フランスというとお馴染みのようです。
でも、やっぱり
クラフトワークの方がロードレースの映像には合いますよねー。
このドライで知的な感じと、気持ちを高揚させる単純なリズムが、まさにロードの世界。
好きです!